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タイトルに特に意味はない

時に辛辣なコメントをくれる人が道しるべになっていることがある
年末宣戦布告と銘打った稚拙な絵を上げたが、それは簡単にラフを上げる自分へ向けた物である
これではマズイと思いつつも、昔のトラウマを払拭すべく”何かやってる”を発信していた
ただ発信していた
簡単な満足感を得るために描いているのか？
これじゃ絵を描いてるなんて言えないぜ旦那
そう思った

だがしかし

宣戦布告したにも関わらず同じようなことを繰り返してしまった
元来の性格はそうそう変えられない
それは分かっている
大きな目標のために本当にまじめにやっている人がいる
私は真面目にコツコツやったことなんてないのだ
いつも簡単な方にいたよ
そういう性格である

著名人ならいざしらず上手くもない練習を上げて誰が得するのか
そんなの自分以外いないじゃないか
それでいいのか
てめーはそんなんでいいのか
終わりか

否
終わりたくねえ

年を重ね、今更感はある
勉強熱心な若者に目ざとく思われるかもしれない

だけど今のまま死ねない

時は過ぎた
作品を作るまで死なないと言っていた男がいつ死んでもいいと言うくらいに

だけど私はまだ死ねないよ

伝えたい人がいる
伝えたい物語がある

何を言ってくれても構わない

名前はいらない
墓標もいらない

ただ作ったものが残るだけ

人は作品を残す為、生まれてきた






とかカッコいいこと言っちゃってね・・・
ポエムだからしょうがないね・・・

宮崎駿監督だったら説得力が増すんだけど・・・

どんな糞でもひねり出せなきゃ糞以下とは言っていたな

あれから何年経ったろう
あれからどのくらいの悲しみが通り過ぎたろう
あの時の気持ちはまだあるのか
あの時の誓いは忘れていないか

心の話をしよう

例えばバカや死ねそういう言葉を聞いたとき、
短絡的な思考を想像してしまう
直接言われたらムカつくしこの野郎とも思う
だがその死ねやバカに至るまでの思考があったことを忘れたくない
人間はけして短絡的な生物ではないと思う

心は無限だ

整列して前習えしながら平均を目指す人類と逆行して生物は単一にはなりえない
一つとして同じものはない

数日前、知人が亡くなった
自殺だった
地元のよく知る公園で首を吊ったらしい

友人と呼べる間柄ではなかったけど、成人して初めて車を購入して嬉々としていたのを思い出す
まだ慣れない運転の練習にと深夜のドライブに付き合ったりした
嬉しさを隠さない単純な奴だな
そんなことを思った
それから数年
彼は亡くなった

29歳だった

若い

かれこれ私も30を手前に先の見えない不安を覚えたことがある
彼は死ぬ数日前に仕事をやめていた
何があったか知るすべはないが、彼なりの葛藤があったのだろう
車好きということで数台の車のローンを抱えていたという話もある

単純なんて簡単に決めつけていた彼にも心の選択肢はいくつも存在しえた
そしてその一つを選択した
してしまった

かくいう私も借金取りに脅されたり家に来られたりという地獄を見たことがある
私は会社をやめひきこもりになった時期がある
ひきこもりして生活するために借金を重ねた
親には頼れずお金を借りるしかなかった
借金を返すために必死に働いた
借金という負が私を生かした
死にたくねえと思った

私はたとえ何があっても餓死するまでは生き抜きたい
生にしがみついていたい

死は良くないこと

だけど気軽に命を大事に何て言えない

だからその昔私が音楽に救われたように、その人に良い影響を与えるものを作りたい

音楽が私を救ったのではない
最終的に救ったのは自分だということを忘れてはいけない

物語が終わっても音が消えてもその先がある

その先に行くための手がかりになればという祈りを込め私は旅立つのである

あけました

バンド風評被害